Q.香典は誰のもの?

①主流派(多い)
喪主の兄弟の関係の方からいただいた香典であっても、
兄弟達はそれ(自分関係からいただいた香典)をすべて喪主へ渡す。
※まず、香典そのものを、本来の『葬儀の香料へ充てる』という考えに立ちます。
(これは、『葬儀費用へ充てる』という『基本中の基本』でしょう)
そして、香典返しも「喪主(喪主の地域慣習)に一任する」ということです。
(当日返しだろうが・49日返しだろうが、任せる)
(1/3返しだろうが・1/2返しだろうが・2/3返しだろうが、任せる)
(また「香典返しをしない」慣習としても、喪主へすべて渡す)

②少数派(極めて少ない)
「自分の関係が持ってきた香典だから・自分が香典返しをする」と言って、
自分の関係分を持ち去ってしまう。
(当人は「自分が今まで持っていったから・返してもらったんだ」という論理を出す)
しかし、これは『自分本位』の考えでしかありません。
この香典は『葬儀費用に充てられることなく』兄弟が香典返しに使いますから、
喪主は、葬儀費用の支払いへ充てられる香典が無くなり・ますます自腹となります。
(喪主と・兄弟との間で、金銭による感情のいざこざが起きがち)
そもそもが、
「自分の関係」だけの視点であって・葬儀費用に充てると考えが、兄弟には欠如しています。

③臨機応変派(①の変形)
喪主の地域が「香典返しをしない慣習」で、他の兄弟達は「香典返しをする慣習」
の場合でも、
兄弟達は「それでは困る」のですから、自分の関係者には香典返しをほしいと
喪主へ郵送先一覧を渡して依頼する・あるいは自分で香典返しをする(喪主の名で)
ということはあります。
当然、必要経費以外は「葬儀の支払い」に充てられます。

●兄弟達は「自分の親の葬儀」であることを「何よりまず最初に自覚」して、
葬儀全体が赤字ならば、「兄ちゃん、もう少し出そうか?」という「助け合う兄弟」
であるべきでしょう。

Q.「ご愁傷様です」に代わる言葉がけありませんか?

お通夜や葬儀の場で、ご遺族と一緒の友人に挨拶するのであれば、
「この度は、お悔み申し上げます」とハッキリとした口調では無く、静かに消えていくような口調がよいです。

ご友人と二人きりの場合は、「大変だったね」 くらいでよいのではないでしょうか。
必要以上に気を使って言葉を選ぶ必要は無いです。

Q.遺産相続の権利はすべて長男にあるの?

今はそんなことはありません。本家分家とか、長男が相続するとか、いわゆる家督制度は昭和22年に廃止されており、
現法では(民法「相続」882条―1044条、昭和23年1月1日施行)法定相続人による公平な分割となるよう定めています。
遺産相続権は披相続人(亡くなった方)の配偶者、兄弟姉妹、子です。

先妻だろうと後妻だろうと配偶者ですので平等に相続権があり、その子供も同様です。

また民法の規定には長男、次男などに順位はありませんのですべての子供に平等に権利があります。

またお墓の相続も長男の権利ではなく相続人の義務ですので、それを理由に長男が多く相続できるとは規定されていません。
家庭裁判所に申し立てをおこなったほうが良いでしょう。